天然無添加のヘアカラートリートメントと従来の2剤を使うヘアカラーは染まる仕組みが違います。 その染まりかたの違いからくる特長も違ってきます。
天然無添加・ヘアカラートリートメント
- 髪の表面に付着し、さらに、キューティクルのすき間から入り込んだ染毛料で染まる。シャンプーするたびに少しづつ溶け出して色落ちしていきます。(繰り返し染めることで色落ちを補う必要あり)
従来の2剤白髪染め、ヘアカラー
- キューティクルを開いて染毛剤を内部に浸透させ、脱色、発色させます。発色結合した分子が大きくなるためキューティクルの隙間から出られなくなる。シャンプーしても色落ちしない。(約2~3か月)
髪の構造
ヘアカラートリートメントの染まる仕組み
天然無添加のヘアカラートリートメントは、プラスのイオン(塩基性染料)と、HC染料、天然由来天然色素で染めます。一度染めても長期間持続することが難しいので、半永久染毛料と言われます。
1、乾いた髪のキューティクルは閉じていますが、白髪染めを塗布すると、すき間が少しできる程度に開きます。そこからHC染料が浸透していきます。 2、傷んだ髪の持つマイナスイオンにプラスのイオンカラー(塩基性染料)が結合して発色。天然色素も髪に付着浸透していきます。 3、同時にヘアカラートリートメントに含まれているトリートメント成分も浸透していきます。
ヘアカラートリートメントは、白髪は染まりますが、脱色しませんので、黒髪は染まりません。
ヘアカラーの染まる仕組み
従来の白髪染めヘアカラーは2剤を使用して染めます。一度染めるとシャンプーをしても落ちない特長があり、永久染毛剤と言われます。 1剤と2剤を混ぜて髪の毛に塗ります。1剤に含まれる成分は「酸化染料(ジアミン)」、「アルカリ剤(アンモニア、モノエタノールアミン」です。2剤に含まれているのは、化学反応を起こすための酸化剤(過酸化水素水)が含まれています。 1、アルカリ剤でキューティクルを開きます。(この時、キューティクルが損傷します、これが、白髪染め後にゴワゴワ、キシキシ感が現れる原因です) 2、開いたキューティクルのすき間から、1剤と2剤の混合液が浸透します。 3、アルカリ剤で2剤の過酸化水素水が分解し、酸素を発生します。酸素が髪のメラニン色素を脱色。同時に酸素は、染料も発色させます。 4、発色した酸化染料の分子どうしがくっつき合って大きくなるため、キューティクルのすきまから出られなくなって色が固定される。
ヘアカラーは髪を脱色しますので、白髪も黒髪も染まります。
合わせてこちらも読んでいただくと理解が深まります。
染毛剤、染毛料の違い。
おしゃれ染め 白髪染めの違い。
今、人気の、髪と頭皮にやさしい白髪染めは
アマゾンで見てみる
⇒利尻ヘアカラートリートメント
楽天で見てみる
⇒利尻ヘアカラートリートメント