パンフレット、メーカーのホームページに小さい文字で書かれている「ご使用上の注意」、「ご使用前に必ずお読みください」読んでますか?
多分読まないですよね!
購入前に読まれる方は少ないですよね。 だって、どれだけ良く染まるか?どれが一番染まりがいいのか?値段は?っていう感じで必死になっているときにそんなところに目がいかないのが普通です。
現状、残念ながら
そもそも、購入前に参考にするメーカーのホームページには小さい文字ですら書いていないところもあります、書いてあるメーカーは親切なほうかも!
購入したときについてくる説明書には書いてあったりします。小さい文字で。
「小さい文字で書かれているってことは、あんまり必要ないことが書かれているんでしょうから読まなくっても・・」
でも、小さい文字で書かれている所に本当のことが書かれていたりします!!!
え~。どんなの?
こんなの!
「間違った使い方をすると大変なことになる説明」
まあ、これは必要な情報ですね。
「断りもなく変更される場合があります」
これは、常套文句ですね。逃げを予め作っておく手法で、白髪染めに限らず、たいていの製品には書いてあります。
「製品の素晴らしいことをいっぱい宣伝したけど」
こういう条件では・・・という但し書きだったり。
「効果があってすばらしいんですよ」
と説明しておきながら、効果がない場合があることを了承していただくお願いだったり。
「勘違いしかねないような表現で興味をひかせておいて」
勘違いしないでください、この製品はそうはなりませんと断ってつじつまを合わせるような言い訳をしてみたり。
実際の白髪染めに書かれている、小さい文字の説明
では、具体的に髪と頭皮にやさしい白髪染めヘアカラートリートメントの小さい文字を見ていきましょう。複数の製品の説明を見た上で代表的なものの例を示します。
例1、 本製品は、白髪用ヘアマニキュアタイプの染毛料です。一般的に知られている染毛剤とは違います。
これ、何を言ってるかわかりますか?
一回では良く染まらないですよ!って言ってます。
だって、染毛剤じゃなくって、染毛料ですもの、しょうがないでしょ!ということを説明しているんです!
(剤と料の違い)
染毛剤は、医薬部外品
染毛料は、化粧品
なのです。医薬部外品のほうが、化粧品よりも効果効能が大きいというのが普通です。
そういうことなのです。
「白髪用ヘアマニキュアタイプの白髪染めは、化粧品ですからね、医薬部外品のように強力ではありませんよ!」ということが言いたいのです。
ヘアマニキュアタイプ、染毛剤、染毛料の理解には、
⇒染毛剤、染毛料を見てくださいね!
そんなに強力でないの~。染まらないってこと?
染まりますよ、でも、一回で完璧というわけにはいきません。最初に何回か連続で染めれば染まります。一度染まってしまえば、定期的に繰り返し染めることで白髪を見ることがなくなります。
染まる仕組みを理解するには
⇒白髪染め、染まるしくみ ヘアカラートリートメント、ヘアカラーの違い
例2、 仕上がりの色調、使用感には個人差がございます。
これ、何を言ってるかわかりますか?
これは簡単ですね。
「ホームページや、パンフレットにある色見本どおりに染まらない場合があり、その場合でも了承願います」というお願いです。
髪質や白髪の地毛の色合いは人それぞれですので、まったく同じにはならないのです。これは仕方ないですね。
例3、 本品は白髪用の染毛料です。黒髪を明るくすることはできませんので予めご了承ください。
これ、何を言ってるかわかりますか?
ん~。
黒髪を明るく??
白髪染めなんだから黒髪のことなんか関係ないでしょ! と思いますよね。 これ!非常に重要なことなんです。
髪全体を好きな色にすることはできませんよ!って言っています。
ホームページにある色見本で、「黒、ダークブラウン、ブラウンの3色があります!!」と説明がありますが、この色に染まるのは、白髪部分のみです。黒髪は染まりません。
「本品は白髪用の染毛料です」という書き出し、<---これが黒髪が染まらない理由です。
染毛料は、ブリーチの機能がありません。黒髪を脱色しないため、黒髪の部分にブラウンやダークブラウンの白髪染めが付着しても黒髪の色が勝ってしまい染まったように見えないのです。近くで見ると黒髪の部分も、ほんの少ーーーし染まっているような感じがする。すこし離れてみたら、まったくわからないというぐあいです。
もし、あなたが従来の白髪染め(2液式)を使っていたのなら、白髪も黒髪も色見本の色に染まっていたはずでです。でも、髪にやさしい白髪染めトリートメントは黒髪は染まらないのです。
これが一番勘違いするところではないでしょうか。
黒に染めていた方は、気にしなくてもOKです。白髪は黒にそまり、黒髪は染まらないのですが、黒のままですので全体としては黒になります。 白髪染めと、黒髪も染めるおしゃれ染めの違いは
⇒おしゃれ染め 白髪染め
まとめ
「ご使用上の注意」も読むべきです。 せっかくですので、ホームページで小さい文字ですが注意点を載せてくれている利尻ヘアカラートリートメントと、キラリとろーりムースのパンフレットにある「ご使用前に必ずお読みください」を添付します。
利尻ヘアカラートリートメント 【ご使用上の注意】
・パラフェニレンジアミン等の酸化染料を使用していない商品ですが、すべての方に皮膚刺激やアレルギーが生じないというわけではありません。ご使用の際には、毎回必ず48時間のパッチテストを行ってください。特にお肌の弱い方、長時間洗い流さずご使用の場合はご注意ください。
・頭皮に異常がある場合、又は異常を感じられた時は、ご使用をお止めください。
・万一目に入った場合はすぐに洗い流してください。
・頭髪以外にはご使用にならないようにしてください。
・極端に高温、冷所、直射日光を避け保管してください。
・肌の弱い方やアレルギーをお持ちの方はご注意ください。
・仕上がりの色調、使用感には個人差があります。
・本品は白髪用の染毛料です。黒髪を明るくすることはできませんので予めご了承ください。
キラリとろーりムース 「ご使用前に必ずお読みください」
・手袋をはめてご使用ください。
・浴室や洗面所に色が付いた場合は、すぐに洗い流してください。
・素手でご使用になりますと、手指に色が付きやすいため、手袋のご使用をおすすめいたします。
・お客様の髪色、髪質などにより色の定着には個人差がございます。
・徐々に色が定着するタイプの染毛料です。色が定着するまで何回か続けてご使用ください。
・白髪用の染毛料であり、黒髪を明るくすることはできません。予めご了承ください。
・付着が気になる場合は、ケープを使用する等、汚れてもよい格好でご使用ください。
・衣服や布等に付くと取れませんのでご注意ください。
・地肌に傷・はれもの・湿疹など、異常のある時は使わないでください。
・使用中や使用後に赤み、刺激などの異常があらわれた時は使用を中止し、皮フ科専門医等へのご相談をおすすめします。
・目に入らないようにご注意ください。もし入った場合は、すぐに水かぬるま湯で洗い流してください。
・すすぎが不十分な場合、汗や雨などで色落ちし、衣服・タオル・枕カバーなどに付くことがありますのでご注意ください。アレルギー体質の方、肌が敏感な方は、ご使用前にパッチテストの実施をおすすめします。
今、人気の、髪と頭皮にやさしい白髪染めは
アマゾンで見てみる
⇒利尻ヘアカラートリートメント
楽天で見てみる
⇒利尻ヘアカラートリートメント